NEWS FY2020

2020/12/17【高校生向け講演会】

鹿児島県立錦江湾高等学校1年生を対象とした「令和2年度SSH先輩からのアドバイス講座」にてweb会議システムを用いた講演を行いました。

講演会の様子は錦江湾高校SSHブログからご覧になれます。

2020/11/9【YouTube Live】

スタンフォード大学の新妻耕太博士が運営するサイエンスYouTubeチャンネル、「新妻免疫塾」のライブ番組『ヅマの部屋』にご招待ただきました。

日本時間11/8(日)の11:00から、「木とキノコとハチとハチ:木の中の不思議な生態系」のテーマでライブ配信を行いました。

アーカイブは下記からご視聴いただけます。

2020/10/26【正誤表:寄生バチと狩りバチの不思議な世界】

寄生バチと狩りバチの不思議な世界(前藤薫、編/一色出版)の正誤表が公開されました。

 [正誤表]

2020/8/3【論文】

下記の共著論文が出版されました。

Aikawa KF, Kuramitsu K, Kainoh Y (2020) Oviposition experience by the larval parasitoid, Cotesia kariyai, on nonhost, Spodoptera litura, can deter subsequent attacks. Journal of Insect Behavior Doi: 10.1007/s10905-020-09749-7 [Link]

2020/6/5【書籍】

 A5サイズ/324ページ/2800円+税/ISBN978-4-909383-12-9

 

寄生バチや狩りバチに関する一般向けの本『寄生バチと狩りバチの不思議な世界』(前藤薫、編)が一色出版から出版されました。

第9章「キノコとキバチと寄生バチ ー 枯れ木をめぐる奇妙な三者系」を執筆させていただきました。 

【目次】

プロローグ - ある寄生バチのひとり語り

第1章 ハチの誕生と進化:産卵管と大あごの名手

第2章 小さなハチの華麗な世界:マイクロハイメノプテラ

第3章 虫こぶをつくる寄生バチ:植物食への回帰

第4章 アリとトビケラ:ヒメバチがたどり着いた究極の寄主

第5章 クモヒメバチ:獰猛な捕食者を巧みに利用するスペシャリスト

第6章 内部寄生の謎:危険な体内環境を支配する

第7章 ハチの性と生殖を操作する:細胞内共生微生物

第8章 兵隊をもつ寄生バチ:真社会性の進化と分子擬態

第9章 キノコとキバチと寄生バチ:枯れ木をめぐる奇妙な三者系 

(寄生バチは広い世界で如何にして寄主を探すのか/植物のSOSとボディーガード/木の幹を食べるハチ、キバチ/キノコとキバチの共生関係/共生菌を持たないキバチの戦略/キバチの寄生バチ/ヒラタタマバチ類の寄主探索/ヒラタタマバチのその後 メスをめぐるオス同士の闘い/独脚蜂の謎)

第10章 シイタケを守る:ハエヒメバチの多様性と生態

第11章 剣を持った寄生バチ:狩りバチへの進化

第12章 竹筒のなかの小宇宙:営巣トラップに集う生き物たち

第13章 クモを狩るハチたち:原始的社会性の進化的起源

第14章 ハチの採集と同定:多様性を正しく理解するためのメソッド

エピローグ - ダーウィンのハチ

[一色出版] 

 

2020/4/1 【異動】

任期満了に伴い筑波大学常勤研究員を退職し、4月1日付で日本学術振興会特別研究員-PDとして国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門に移りました。

2020/3/23, 30【Special Seminar in Chemical Ecology ほか(カセサート大学、タイ)】

*新型コロナウイルス感染拡大に伴い無期延期となりました →中止となりました(2020年12月追記)

タイのKasetsart大学において、 ゲストレクチャーとして講義2件、実習1件を開講します。

 

2020/3/15−17【日本応用動物昆虫学会(名城大学)】

*新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止(みなし開催)となりました

下記の題目で発表します。

○ 藏滿司夢、古川誠一、戒能洋一、植食者がある特定の植物を摂食すると免疫活性が高まり、寄生蜂の寄生成功率が下がる(小集会:昆虫免疫夜話V)

・○ 池本美都、藏滿司夢、末吉昌宏、瀬口翔太、横井智之、飛翔性昆虫に対する各種誘引トラップの捕獲効率の評価(一般ポスター発表)

2020/3/15−17【日本応用動物昆虫学会(名城大学)】

*新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止(みなし開催)となりました

世話人として、下記の小集会を開催します。

【寄生性ハチ類の集い(世話人:藏滿司夢、中林ゆい)】

・○ 向井裕美、北島博、きのこと菌食性昆虫の寄生蜂をめぐる化学生態学:キノコバエに寄生するハチの宿主探索システム

 渡邊紗織、コバネイナゴに寄生するバッタヤドリニクバエ

2020/1/10【論文】

下記の共著論文が出版されました。

Isono K, Kuramitsu K, Kainoh Y (2020) Deterrent effects of intact plants on host searching behavior of parasitoid wasps. Applied Entomology and Zoology Doi: 10.1007/s13355-020-00669-8